卒業式でのコサージュ、つけるのは左右どっち?保護者のマナーを解説!
卒業式という晴れの舞台で、お子さんの成長を祝う保護者の方も、やはり身だしなみは大切にしたいですよね。特にコサージュは、服装を華やかに彩るワンポイントですが、「あれ?つける位置って左右どっちだっけ?」と迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、卒業式でのコサージュの正しい位置と、それにまつわるちょっとしたマナーについて、分かりやすく解説します。
コサージュは「左胸」につけるのが基本!
卒業式や入学式などのセレモニーにおいて、コサージュをつける位置は、基本的には**「左胸」**です。
これは、フォーマルな場でのアクセサリーや勲章のつけ方に由来すると言われています。相手から見て左側、つまり心臓に近い位置につけることで、敬意や感謝の気持ちを表すという意味合いがあるとも言われています。
【ポイント】
- 左胸の鎖骨あたり:少し高めの位置、鎖骨のくぼみあたりにつけるとバランスが良いでしょう。
- 安全ピンで固定: 服の生地が傷まないよう、厚みのある部分や、生地の裏側から留めるなど工夫しましょう。クリップタイプなら生地への負担が少ないですが、しっかり固定されているか確認してください。
なぜ「左胸」が一般的なの?
左胸につける習慣は、洋装におけるブローチや勲章の位置、あるいは、相手から見たときに自然と視線が集まる位置が左胸になるという視覚的な要素も関係しています。日本では特に、相手への敬意を示す意味合いが込められているため、このマナーが定着していると考えられます。
コサージュ選びとその他のマナー
コサージュの位置以外にも、卒業式で意識しておきたいポイントがあります。
1. コサージュの選び方
- 服装に合わせる: 卒業式は厳かな雰囲気ですので、派手すぎず、服装の色やデザインに合わせた上品なものを選びましょう。落ち着いた色味のスーツには、淡いピンクやベージュ、白などがよく合います。
- サイズ感: 大きすぎると悪目立ちしてしまう可能性があります。全体のバランスを見て、適度なサイズのものを選びましょう。
2. 服装全体のマナー
- 色味: 卒業式は、ネイビー、グレー、ブラック、ベージュなどの落ち着いた色のスーツやワンピースが一般的です。
- アクセサリー: コサージュ以外にもネックレスやピアスなどをつける場合は、シンプルで上品なものを選び、全体がごちゃごちゃしないように心がけましょう。
まとめ:心からの祝福を込めて、マナーを守って晴れやかに
卒業式という特別な日には、お子さんの成長を祝う気持ちを込めて、保護者の方もきちんとした装いで臨みたいものですね。コサージュは**「左胸」**につけるのが基本です。
マナーを守りつつ、あなたの素敵な装いで、お子さんの門出を心ゆくまでお祝いしてくださいね。