とうもろこしの「ひげ」を秒速でツルツルに!超簡単裏技で手間なし下処理!
夏の食卓を彩る甘くて美味しいとうもろこし! 茹でたり焼いたり、色々な料理で大活躍ですが、食べる前にちょっと面倒なのが、あの**「ひげ」の処理**ですよね。「なかなかきれいに取れない…」「手にいっぱいひげが残っちゃう!」なんて、イライラした経験はありませんか?
実は、このとうもろこしのひげ、驚くほど簡単に、しかも超きれいに剥き取る裏技があるんです! 今回は、あの厄介なひげをあっという間にツルツルにする方法と、下処理のコツを詳しくご紹介します。これで、とうもろこしをもっと手軽に、ストレスなく楽しめますよ!
とうもろこしの「ひげ」って何?意外な役割を知っておこう
とうもろこしのひげは、実は**「絹糸(けんし)」と呼ばれ、とうもろこしの実の一つ一つと繋がっている大切な部分なんです。このひげは、めしべの役割を果たしており、花粉を受け取って実を成長させるためにあります。一本のひげ**が一本の粒と繋がっているので、ひげの数が多いほど、実がぎっしり詰まっている証拠とも言われています。
そして、ひげ自体にも栄養があり、漢方では「南蛮毛(なんばんもう)」と呼ばれて、利尿作用やむくみ改善に良いとされています。ですが、食べるのはやはりちょっと…と思ってしまいますよね。
準備不要!茹でる前にひげを「秒速で剥き取る」裏技!
この裏技のポイントは、**「茹でる前にやる」**こと。茹でてからだと、ひげが水分を含んで絡まりやすく、かえって取りにくくなってしまうんです。
【用意するもの】
- 新鮮なとうもろこし
- 乾燥したタワシ(または硬めのブラシ、ザル)
【簡単!ひげ剥き取り裏技の手順】
- 外側の皮を数枚残して剥く: まず、とうもろこしの皮を、薄い内側の皮が数枚残る程度まで剥きます。こうすることで、実を傷つけずにひげを剥きやすくします。
- ひげをまとめて掴む: 実の先端から出ているひげの束を、根元に近い部分でギュッとまとめて掴みます。
- タワシでこする!: これが一番のポイント! 掴んでいない方の手で、乾燥したタワシ(または硬めのブラシ、目の粗いザルなど)を持ち、ひげが生えている実の表面を、根元から先端に向かってゴシゴシとこすりつけます。 力強く、かつ均一にこすることで、短いひげも面白いほどポロポロと剥がれ落ちていきます。
- 水で洗い流す: 最後に、残った小さなひげや汚れを、流水でサッと洗い流せば完了です!
どうですか?まるで嘘みたいにひげが取れて、ツルツルのとうもろこしになったはずです!
なぜこの裏技で「超きれい」に取れるの?
この裏技の秘密は、タワシなどの硬い摩擦にあります。生のとうもろこしのひげは乾燥していて硬く、摩擦を加えることで細かくちぎれ、実から簡単に剥がれ落ちるのです。茹でてしまうとひげが柔らかくなり、粘りが出るため、摩擦では取りにくくなってしまいます。
さらに美味しく!下処理のコツと保存方法
ひげをきれいにしたら、さらに美味しく食べるためのコツと、保存方法も知っておきましょう。
より美味しく!茹でる前の下処理
- 根元を少し切り落とす: 硬い根元を少し切り落とすことで、火の通りがよくなり、甘みが全体に回りやすくなります。
- 皮を少し残して茹でる: ひげを剥いた後も、薄い皮を1~2枚残したまま茹でると、とうもろこしの旨味や甘みが逃げにくく、より美味しく仕上がります。
採れたての美味しさをキープ!保存方法
- 冷蔵保存(生): 皮付きのまま、ラップで包むかポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。乾燥を防ぐのがポイントです。数日程度が目安です。
- 冷蔵保存(茹でた後): 茹でたとうもろこしは、粗熱が取れたらラップでしっかりと包み、冷蔵庫で保存します。当日~翌日には食べきるのがおすすめです。
- 冷凍保存(茹でた後): 茹でたとうもろこしを粗熱が取れたら、粒を剥がして冷凍保存袋に入れるか、丸ごとラップで包んで冷凍します。約1ヶ月保存可能です。使う際は凍ったまま調理するか、電子レンジで解凍しましょう。
まとめ:ひげ処理マスターになって、旬のとうもろこしを満喫!
とうもろこしのひげ処理、これまではちょっとしたストレスだったかもしれませんが、今回ご紹介した「茹でる前にタワシでこする」裏技を使えば、驚くほど簡単にツルツルにできます。
これで、旬のとうもろこしをもっと手軽に、そしてストレスなく食卓に取り入れられるはずです。ぜひ今年の夏は、この裏技を試して、甘くてジューシーなとうもろこしを存分に味わってくださいね!