「うちの子、母乳飲んでくれない…」赤ちゃんが母乳を飲まない原因と対策、先輩ママが伝授!


「せっかく母乳育児を頑張りたいのに、赤ちゃんがなかなか飲んでくれない…」「すぐに寝てしまったり、授乳時間が短かったりするけど大丈夫?」

初めての育児では、赤ちゃんが母乳を飲んでくれないことに悩んだり、不安を感じたりするママは少なくありません。でも、赤ちゃんが母乳を飲まない原因は様々で、適切な対処法を知ることで、スムーズな授乳ができるようになることも多いんです。

この記事では、赤ちゃんが母乳を飲まない主な原因と、それぞれの具体的な対策を詳しく解説します。さらに、先輩ママたちが実践した工夫や、母乳育児をめぐるよくある疑問にもお答えしますので、安心して読み進めてくださいね!


赤ちゃんが母乳を飲まない、主な原因は?

赤ちゃんが母乳を飲まない、または飲みにくいと感じるのには、いくつかの原因が考えられます。

1. 赤ちゃん側の原因

  • 眠たい: 生まれたばかりの赤ちゃんは、寝るのが仕事!眠気が勝ってしまい、うまく吸えないことがあります。

  • お腹がいっぱい: 前回の授乳でしっかり飲めていたり、吐き戻したりしてお腹がいっぱいになっている可能性も。

  • 飲むのが下手(吸啜反射が弱い、口の開け方が小さい): 生まれたばかりの赤ちゃんは、まだおっぱいの吸い方が未熟なことがあります。口の開け方が小さかったり、吸う力が弱かったりすると、うまく飲めません。

  • 口の中に違和感がある(口内炎など): 口の中に痛みや違和感があると、授乳を嫌がることがあります。

  • 鼻が詰まっている: 鼻が詰まっていると息がしにくく、おっぱいを吸うのが苦しくなってしまいます。

  • 体調が悪い、機嫌が悪い: 発熱や体調不良、なんとなく気分が乗らない時なども、授乳を嫌がることがあります。

2. ママ側・おっぱい側の原因

  • おっぱいの出が悪い、または出すぎている:

    • 出が悪い場合: 赤ちゃんが一生懸命吸ってもなかなか出てこないため、諦めてしまうことがあります。

    • 出すぎている場合: 勢いよく出すぎてむせてしまい、飲むのを嫌がることがあります。

  • 乳首の形が飲みにくい(扁平乳頭、陥没乳頭など): 赤ちゃんが深く吸い付きにくい形だと、うまく飲めずに嫌がってしまうことがあります。

  • 乳腺炎などで胸が張っている、痛い: おっぱいがガチガチに張って吸いにくかったり、ママが痛みを感じて授乳をためらってしまったりすることがあります。

  • ストレスや疲労: ママがストレスを感じたり、疲れていたりすると、母乳の出が悪くなることがあります。また、ママのイライラが赤ちゃんにも伝わってしまうことも。

3. その他(環境やタイミング)

  • 授乳環境が落ち着かない: 周囲が騒がしかったり、明るすぎたりすると、赤ちゃんが集中して飲めないことがあります。

  • 授乳のタイミングが合わない: 赤ちゃんがお腹が空きすぎて泣き疲れてしまったり、逆にまだ空いていなかったりすると、うまく飲めません。


赤ちゃんが母乳を飲まない時の具体的な対策!

原因がわかったら、具体的な対策を試してみましょう。いくつか試してみて、赤ちゃんに合った方法を見つけていくことが大切です。

赤ちゃんへのアプローチ

  • 眠い時:

    • 声をかける・話しかける: 優しく名前を呼んだり、「おっぱいだよ~」と声をかけたりしてみましょう。

    • 足の裏や耳を刺激する: 足の裏をくすぐったり、耳たぶを優しくもんだりして、少し刺激を与えてみましょう。

    • 縦抱きにして起こす: 抱っこで体を起こし、刺激を与えてから授乳姿勢に戻してみましょう。

    • おむつ替えや着替え: 体を動かすことで目が覚めることがあります。

  • 飲むのが下手な時・口の開け方が小さい時:

    • 乳頭の含ませ方を見直す: 赤ちゃんが口を大きく開けたタイミングで、乳首だけでなく乳輪まで深く含ませるように誘導しましょう。

    • 授乳クッションを活用する: 赤ちゃんの位置を調整しやすくなり、ママの体への負担も減ります。

    • 乳頭保護器を試す: 乳首の形が飲みにくい場合は、一時的に乳頭保護器を使ってみるのも一つの方法です。

  • 鼻詰まりの時:

    • ベビー用綿棒や鼻吸い器で鼻水を優しく除去する: 鼻が通ると、ぐっと飲みやすくなります。

    • 部屋の湿度を保つ: 加湿器などを使って、部屋の乾燥を防ぎましょう。

ママ側・おっぱい側へのアプローチ

  • おっぱいの出が悪い時:

    • 授乳前に温める: 蒸しタオルなどで乳房を温めると、血行が良くなりおっぱいが出やすくなります。

    • マッサージをする: 乳房を優しくマッサージして、乳腺を刺激しましょう。

    • 水分をしっかり摂る: ママの水分補給は母乳量にも影響します。

    • リラックスする: ストレスは母乳の出を妨げます。深呼吸したり、好きな音楽を聴いたりしてリラックスしましょう。

  • おっぱいの出が良すぎる時:

    • 授乳前に搾乳する: 少し搾乳して、張りを和らげたり、勢いを落ち着かせたりしてから飲ませてみましょう。

    • 体勢を変える: 赤ちゃんが上になる体勢(フットボール抱きなど)や、寝転がっての授乳など、重力を使って勢いを和らげる方法もあります。

  • 乳腺炎などで胸が張っている時:

    • 冷やす: 授乳後や痛みが強い時は、冷たいタオルなどで乳房を冷やしましょう。

    • 授乳間隔を空けすぎない: 定期的に授乳して、おっぱいが溜まりすぎないようにしましょう。

    • 助産師に相談する: 乳腺炎の症状が重い場合は、専門家に相談して適切な処置を受けましょう。

  • 乳首の形が飲みにくい時:

    • 乳頭保護器を使う: シリコン製の乳頭保護器を装着することで、赤ちゃんが吸い付きやすくなることがあります。

    • 助産師に相談する: 授乳のプロに直接相談し、赤ちゃんの口の含ませ方や姿勢についてアドバイスをもらいましょう。

環境やタイミングの見直し

  • 静かで落ち着いた環境で授乳する: テレビを消したり、照明を落としたりして、赤ちゃんが集中できる環境を作りましょう。

  • 赤ちゃんが泣き出す前に授乳する: 赤ちゃんが空腹で泣き始める前の、「ムズムズし始めたかな?」という段階で授乳を開始すると、スムーズにいくことが多いです。


先輩ママの体験談とアドバイス

実際に「母乳を飲まない」という悩みを乗り越えた先輩ママたちは、どんな工夫をしていたのでしょうか?

  • 「うちの子は、とにかく眠くて飲まない子でした。授乳前に必ずおむつ替えをして、冷たいおしり拭きで体を刺激したり、足の裏をツンツンしたりして、眠気を覚ましてから飲ませていましたね。」(20代・第一子ママ)

  • 「おっぱいを吸い始めるとすぐに寝てしまって、心配でした。助産師さんに相談したら、『頻繁に刺激して起こしながら飲ませてみて』と言われて。飲むのをやめたら優しく頬を撫でたり、乳首をクッと引いてみたり。根気がいりましたが、だんだん長く飲めるようになりました。」(30代・第一子ママ)

  • 「私のおっぱいが出すぎて、むせてしまうことが多くて。毎回、授乳前に少しだけ搾乳してから飲ませるようにしたら、赤ちゃんも安心して飲んでくれるようになりました。あとは、授乳クッションを何枚か重ねて、赤ちゃんの体を少し起こし気味にすると、むせにくくなりましたよ。」(20代・第二子ママ)

  • 「とにかく『飲んでほしい!』という気持ちが強すぎて、私自身がストレスになっていました。夫に『あんまり気にしなくていいよ、飲まなくても可愛いよ』って言われて、肩の力が抜けたら、不思議と母乳の出も良くなった気がします。」(30代・第一子ママ)


よくある疑問Q&A

Q1: 授乳時間が短くても大丈夫?

A: 大丈夫な場合も多いです。赤ちゃんが短時間で効率よく飲めるようになっている可能性もあります。体重の増加が順調で、おしっこやうんちの回数が十分であれば、心配しすぎる必要はありません。ただし、極端に短い場合は、うまく飲めていない可能性もあるので、助乳師や医師に相談してみましょう。

Q2: ミルクを足した方が良い?

A: 一概には言えません。赤ちゃんの体重増加が滞っていたり、ママの心身の負担が大きい場合は、一時的にミルクを足すことも有効な手段です。ただし、ミルクを足しすぎると母乳の分泌量が減ってしまう可能性もありますので、助産師や医師と相談しながら決めるのがベストです。無理なく、ママと赤ちゃんにとって最善の方法を選びましょう。

Q3: ストレスで母乳が出なくなるって本当?

A: ストレスが母乳の分泌に影響を与えることはあります。特に、ストレスホルモンの一種であるアドレナリンが分泌されると、母乳を出すためのホルモン(オキシトシン)の働きが抑えられてしまうことがあります。ママがリラックスして過ごせるよう、周囲のサポートを得ることが大切です。


まとめ:焦らず、赤ちゃんとママのペースで乗り越えよう!

赤ちゃんが母乳を飲まない原因は様々ですが、一つずつ原因を探り、適切な対策を試していくことで、乗り越えられることが多いです。大切なのは、一人で抱え込まず、焦らず、赤ちゃんとママ自身のペースを大切にすることです。

もし悩んでしまったら、助産師さんや、地域の保健センター、母乳外来など、専門家に気軽に相談してみてください。きっと、あなたに合ったアドバイスをもらえるはずです。

母乳育児は、赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間でもあります。完璧を目指さず、できることから少しずつ、肩の力を抜いて取り組んでみてくださいね。あなたの育児が、より楽しく、豊かなものになりますように!

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