感染症から身を守る!基本の手洗いとうがい
季節を問わず、インフルエンザや風邪、その他さまざまな感染症のニュースを耳にしますよね。「手洗いやうがいはしているけど、本当にこれで合ってるのかな?」と不安に思う方もいるかもしれません。
感染症を予防する上で、最も基本であり、最も効果的なのが手洗いとうがいです。今回は、正しい方法と、今日からすぐに実践できる感染症予防の基本について、わかりやすくご紹介します。
なぜ手洗いとが大切なの?
私たちの手は、電車の手すり、ドアノブ、スマートフォンなど、日常のあらゆる場所を触っています。そこに付着したウイルスや細菌が、無意識のうちに口や鼻、目から体内に入り込んでしまいます。
正しい手洗いは、このウイルスや細菌を洗い流し、体内への侵入を防ぐ、最も強力な予防策なんです。
また、うがいは、喉や口の中のウイルスや細菌を洗い流し、喉の粘膜を潤すことで、ウイルスの増殖を防ぐ効果が期待できます。
感染症予防の基本:正しい手洗いとうがい
1. 正しい手洗い方法
流水で手についた汚れを落とすだけでなく、指の間や爪の中まで丁寧に洗うことが大切です。
石けんを泡立てる: まずは流水で手を濡らし、石けんを手のひらでしっかりと泡立てます。
手のひら、手の甲を洗う: 両手のひらをこすり合わせ、次に手の甲をもう一方の手のひらでこすり洗います。
指の間を洗う: 両手の指を組んで、指の間を丁寧に洗います。
親指を洗う: 親指を反対の手で包むようにして、ねじり洗いします。
指先、爪の間を洗う: 爪を立てるようにして、手のひらでこすり洗います。
手首を洗う: 忘れがちな手首も、反対の手でねじり洗いします。
流水で十分に洗い流す: 石けんが残らないように、流水でしっかりと洗い流します。
2. 正しいうがい方法
うがいは、口の中だけでなく、喉の奥までしっかりと洗うことが大切です。
口をゆすぐ: まずは少量の水を含み、口の中をブクブクとゆすぎ、食べカスや汚れを洗い流します。
喉をゆすぐ: 次に、少し多めの水を口に含み、上を向いて「あー」と声を出しながら、喉の奥までしっかりとゆすぎます。これを2〜3回繰り返しましょう。
感染症予防、もうひとつのポイント
十分な睡眠と栄養: 免疫力を高めるためには、規則正しい生活とバランスの取れた食事が不可欠です。
人混みを避ける: 流行している時期は、できるだけ人混みを避け、やむを得ず行く場合はマスクを着用しましょう。
加湿をする: 空気が乾燥すると、喉の粘膜のバリア機能が低下します。加湿器などを使って、適切な湿度を保ちましょう。
最後に
手洗いやうがいは、ほんの少しの手間で、自分自身だけでなく、大切な家族や周りの人々を守ることにつながります。ぜひ今日から、正しい手洗いとうがいを習慣にして、元気に毎日を過ごしてくださいね。