お内裏様の笏(しゃく)を紛失したときの折り紙での簡単作り方
雛人形を飾る際に、お内裏様が持つ笏(しゃく)を紛失してしまった…そんなときでも安心。身近な材料、折り紙だけで本物らしい笏を再現することができます。今回は、誰でも簡単に作れる折り紙での笏の作り方を詳しく紹介します。
1. 笏(しゃく)とは?
笏(しゃく)は、平安時代から使われていた日本の伝統的な小道具で、貴族やお内裏様が手に持つ儀式用の道具です。雛人形の世界では、格式や風格を表す大切なアクセサリーとして欠かせません。
紛失しても諦めず、折り紙で作れば見た目も自然で、お内裏様の雰囲気を損なわずに飾ることができます。
2. 用意するもの
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折り紙(白または金色が好ましい)
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はさみ(必要に応じて)
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のり(または両面テープ)
身近な材料だけで作れるので、特別な道具は不要です。
3. 折り紙で笏を作る手順
3-1. 基本の形を作る
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折り紙を縦長にカットします(細長い長方形がおすすめ)。
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紙を半分に折り、端を少し折り込んで厚みを出します。
3-2. 先端を丸く整える
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先端を少し丸めることで、本物の笏のような柔らかい印象に。
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小さな丸みでも十分に本物らしさが出ます。
3-3. 強度を出す
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紙の重ね部分にのりをつけて固定します。
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しっかり乾かしてからお内裏様に持たせると安心です。
4. より本物らしく見せるコツ
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色を工夫する
金色や銀色の折り紙を使うと高級感が増します。 -
サイズ感を調整する
お内裏様の手に合うサイズで作ると自然に見えます。 -
仕上げに光沢を加える
マニキュアやラメ入りのシートで表面に光沢を加えると、よりリアルな印象に。
5. 折り紙笏を使うメリット
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紛失してもすぐに補える
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手作りなら子どもと一緒に作れる
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雛人形のディスプレイに合わせて色やサイズを調整できる
折り紙で作る笏は、飾りながら工作の楽しさも味わえるのが魅力です。
まとめ
お内裏様の笏を紛失しても、折り紙を使えば簡単に本物らしく再現可能です。
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笏の基本形を折り紙で作る
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先端や色、光沢で本物に近づける
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サイズ感や手持ちのバランスを調整する
これで、雛人形の飾り付けも安心。手軽にできる折り紙笏で、伝統の雛祭りを楽しみましょう。